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Light Words

日頃、気になった事などをとりとめなく書いています

3Dプリンター

最近注目の3Dプリンターを購入しました。WEBでも結構情報が少なく、色々探して悩んで機種を選択。約10万のツインノズルの中国製機械です。なかなか面白い...。少しまえ、あるクライアントさんから130万の3Dプリンターをお借りしてたので、その後継マシンです。さすがに130万の性能はありませんが、基本的な所はあまり変わりません。写真は最初に作った紐通しです。これなら15分で完成しします。簡単な治具なんかも作れます。

行動展での展示

恒例の行動展に展示しました。かれこれ数えて、大学卒業翌年の初出品から33回目の出品です。この業界にはいってからも33年。月日は早いものです。やっと作品作りのヒントを掴んだ気がします。これからも続けます。

審査員特別賞

AGS旭硝子主催のコンペで審査員特別賞をいただきました。ワールドカップのベンチにも使われている強化硝子を使い、デザインするのが課題でした。デザイン面での賞で無く、機能面での賞なので、すこし微妙な点がありますが、賞をいただいた嬉しい出来事でした。

リヨン光の祭典

フランスのリヨンで開催された光の祭典に行ってきました。光だけで世界から人が集まるのはとてもすごい事だと思います。大がかりなプロジェクションマッピングから、学生が作ったのと思わせる簡単なものまで、 色々なレベルの物が街のいたる所に展示されています。始まりは窓におかれたキャンドルとのこと、その小さな光も見逃せない祭典の一部でした。すごい祭りと思った一方、大きくなりすぎてヨーロッパ街でするには似合わない一面のあるかな〜と思いました。でもまた、数年後見に行きたいと思います。

肩書きをかえてみました

いままでは「ライティングデザイナー」と名乗っていましたが、4月から「デザイナー/造形作家」とすることにしました。照明業界に入って30年独立して、5年ぐらい。仕事は順調とは言い切れませんが、照明以外の仕事も多くなり、より広い範囲での創作活動に領域がひろがってきました。「ライティング」をはずした方が、説明がしやすい、でも「デザイナー」ではひろすぎる……と。思いついたのが「デザイナー/造形作家」のかたがきです。二つ並べることで、前述の内容とは逆に、範囲は広がってしまうのですが、本人的には納得しています。考え方もすこしずつ変えていきたいと思います。写真は、表題と全く関係ありません。ローマからミラノまで乗車した、イタリアの高速列車トレタニアです。

「照らし心地」の良い照明器具とは

最近は照明のカテゴリーをすこし超えてデザインすることが増えました。いまのところ何処かが光っているので、照明と全く離れた製品はありませんが….。他の製品をデザインしてみて感じることがあります。照明器具は基本機能である「照らす」ということが結構いいいかげんなんです。例えば、照明器具に近いインテリアエレメントである家具などは、同様にデザインの善し悪しが評価になりますが、同じぐらい基本機能である座り心地や使い心地は重要な要素です。照明器具の場合、テクニカル系の 器具などは配光が重要ですが、いわゆるデザイン系の器具は光が最重要ではありません。椅子にある「座り心地」と同じ、「照らし心地」の良い照明器具という言葉は聞きません。乱暴に言うならば、さっくり照らすことができればOKの場合がほとんどなんです。人はそこまであかりに求めていないのかなと最近思っています。

中国シンセンの活気

香港の先にあるシンセンに行って来たました。秋葉原の様なパーツ屋さんの集積にビックリしました 。大きなビル全部がそんな感じで、そのビルがいくつもあり、さらに建設中とのことでした。一店舗の大きさはアキバより大きいですが、小さめの店がぎっしり。LED専門のビルもあり、そこでは、LEDはもとより、様々な形のヒートシンク、色々なスペックの電源、ダウンライトのフレーム、スポットライトのボディなど、色々な部品が揃っています。ここに来ると、それなりの照明器具が作れてしまいます。これを生み出す経済、どんなに強いのでしょう。

日本の照明業界・香港のフェアを見て

香港で開催されたインターナショナルライティングフェアを見て来ました。景良いことばかりでない事も言われ始めている中国ですが、この展示会の活気はすごいものでした。まだまだ欧州のパクリもありますが、中国ならではデザインもすこしですが出てきているようです。今年は欧州圏の出展と来場が目立ち、インターナショナルであることを実感します。 日本のライティングフェアとは比較にならないぐらい元気です。閉鎖的な市場が良いかどうかわかりませんが、色々な製品を選んだり開発したりする点からみると、もっとオープンな市場の方が魅力的に見えます。日本からは、日亜化学とシャープ、シチズンの3社がLEDを出展していました。器具では大光電機の製品はがブライト社ブースにならんでいました。まだまだ少ないですが、香港のライティングフェアで新製品を発表する日本メーカーは今後増えるのではないかと感じます。写真は出展会社一覧のパネルです。昨年実績で約2000社の出展です。

9月9日以降の街は明るくなるのか

9月9日に電気事業法27条に基づく大口需要家の電力使用制限解除される。罰金が伴う為に節電を強いられていた企業は、9月9日以降、電力の使用状況が震災前に戻るのだろうか。間引き点灯されて、消されていた蛍光灯が器具に再装着されて点灯するのだろうか。過度に暗いのは問題と思うが、適度に暗い街は良かったところもある。暗さを体験した街の住人は、これを居心地が良いと感じた人も居るかもしれない。でも、明るい街を創ってきたのも同じ街の住人である。9月9日以降一斉に明るくなる街、それに「ほっと」する人もたくさん居るかもしれない。

日本の産業に抜けているもの

最近照明を超えた仕事がすこしずつ増えてきた。いろんな産業の人と出会い、打ち合わせをする。全てではないが、何処の会社も技術的な説明は上手いし手慣れている。でもそれが最終的にどの様に消費者と繋がり、なんでそれを選ぶのかをあまり知らない。知っているのは数字を中心にした市場のデータ。業務機器であってもその先には一般消費者がいる。それを理解しようとしないと、的を得た製品は作れない。とても当たり前の様だが、びっくりする位大事であることを忘れている。単なる飯の種と考えるならば、もっとシビアに進めればいいのにそれもできない。 いまの日本の産業界の停滞はそこにあるののではと。

机の上の小物たち

白熱灯電球、それを調光するルートロンの調光器、ステッドラーの鉛筆削り、LED電球、かなり昔日本板硝子からもらったガラスの置物、とても安かったイケアの蝋燭置き、小さなオイルランプ、結婚式でもらった蝋燭、メーカー不明の黄色い透明な鉛筆削り、MR16のランプ、赤いオレンジのアクリル円柱、手前はトレース台、その間に見えるのが六角レンチ.....。

LEDはどんどん

遠藤照明さんの新製品展示会に行って来ました。LEDだけで400ページを超えるカタログ、3000点弱の掲載点数、LEDはすでにデフォルトになったといえます。他の会社は追いつけるのでしょうか?もしかすると強力なライバルは既存メーカー以外から出てくるかもしれません。でも、走り続けななくてはならない商品開発スタッフは大変ですね......。

夕暮れの明るさ

事務所で仕事をするときは、机の上のペンダントしかつけていません。夕方暗くなる時間になると、明るかった部屋は次第にくらくなり、気づくと机のがぼんやりと照らされているだけです。ネガがポジになるこの時間、薄暮時間はとても綺麗な自然のショーです。写真は稻毛海岸から見える、涼む太陽です。

節電すること

電力事情から節電の事がしきりにメディアに流れます。LEDを主力とする照明メーカーの株価があがり、節電へのシフトは社会のシステムとなっていくでしょう。照明デザインにおいても、震災前・震災後と違う手法が求められるのでしょう。照明デザインに関係する立場としてはなにか行動をしなくては思います。写真はランプが抜かれている銀座のディスプレーです。

適度のあかるさとは

電力需要の逼迫もあり、街が節電しています。テレビ東京の調査では節電以前の日本の明るさは79%の人が「明るすぎた」と答えており、「暗いままでいい」と答えた人が73%いたとのこと。では、今までの日本の街の明るさは誰が決めてきたのか?よく日本人は明るいのが好きだと言われる。たしかに地下鉄やお店の照度は明るい。上記の回答が正しいならば 明るさを好む日本人はどこへ行ったのだろう。この質問の回答者は今の節電風景をみて、今までが 「明るすぎた」と気づいたのか?単なるその時の流れに合わせた優等生回答をしたのか?
写真はストックホルムのレストラン。昼でもとても暗い。

岡本太郎

国立近代美術館で開催中の岡本太郎展に行ってきました。平面立体とも強い個性を感じます。最も印象に残ったのは、表現者としてどうあるべきかを、ストレートに考え表現していることです。「単純に考える事」と、「その考えを貫く事」の重要性を 改めて認識しました。色々と勇気づけられる展示会でした。これからも頑張らなくてはと.....。岡本太郎の作品は彼の一部であり、彼の行き方そのものが表現の根本なのでしょう。 展示会の最後に岡本太郎の言葉をもらえます。これは面白い展示構成です。本人から言葉をかけてもらったような気になります。写真は、絵はがき、オリジナルのガシャポン、 岡本太郎の言葉です。

計画停電の街

とても大きな地震が起こり、全世界に色々な影響がでています。身近なところでは、東京電力の計画停電です。街の灯りがあちこち消されて、すこし落ち着いた感じになっています。この明るさでも、なんら問題無く人々はそれぞれの目的地に向かって動いています。すこし暗くなった地下鉄構内などは適度な暗がりがあり、これで良いんじゃないかなと思ってしまいます (不謹慎かもしれませんが)。計画停電はすこし続くのでしょう。電力事情が復旧し、いままでの明るさに戻った時、世論が「明るさが戻り良かった」と評価するか、「今までは過剰だった、すこし暗くてもいいかも」と思うか、大変興味があります。でも、みんな照明には無関心で、適当に間引き点灯して終わっちゃうような気もします。写真は3月下旬の地下鉄の 銀座 駅の松屋方面に抜ける地下道です。ショーウインドウの灯りは消えていますが、通路天井の灯りは点いています。今の日本の状況ならばこれが正しいのかもしれませんが、逆だと(つまりショーウインドウが点灯している)楽しく暗い通路になるのではと思います。

ユーロルーチェ2011

今年も欧州の照明展示会に視察にいくことにしました。初日から3日、会場と市内を見て回ります。今年も4月の下旬にJIDA主催で報告会を行います。欧州の最新照明い情報にご興味のあるかたは、是非参加してください。詳しくは WEB で。

24型ディスプレイ

中古ですが、24型ディスプレイを購入しました。いままではEIZOブランドのS2411を一台で、MacとWindowsを切り替えて使ってました。仕事でよく行く池袋の山田デンキに、中古フロアが有るのを見つけ、そこで中古のS2410を発見。送料込みで¥18,000!。見た目は同じディスプレイを2台ならることができました。 MacとWindows同時に見ることができ、ほんの少しだけ作業効率が上がりました。

Lighting Fair 香港

ことしも香港のライティングフェアに視察行って来ました。LED周辺の開発力は相変わらず元気ですが、シャンデリア系の豪華な器具を、それなりブースデザインで出展企業もあり、市場としての中国も感じました。来年はさらに変化しているのではと予測します。

香港行き

ここのところ2年連続で見に行っている香港のライティングフェアに視察にいくことにしました。大陸の勢いを考えるとさらなる変化が見られると予測しています。主催者側の発表では昨年の出展社が1,788社、入場者は27,838名とのことです。内容や質は比較はできないにしろ、日本のライティングフェアもう少し盛り上がるといいですね。
 

第65回行動展

今年も、国立新美術館で行動展が開催されています。今回はゆる〜い作品を出しました。動きます、光ります。でも時々動きません、光りません。動きそうなのに動かない、光りそうなのに光らない。壊れてる?壊れてるって?...... と言った、真面目な方々には無視されそうな作品です。これでも良かったら見に来て下さい。9月27日まで。

リビナ閉館

以前から噂では聞いていましたが、新聞報道を聞いてとても残念に思っていました。過日閉館した後に行ってみました。器具を見たいとき、学生を連れて、など色々お世話になりました。この建物が業界に与えた功績は計り知れない物があると思います。

事務所の間接照明を

事務所の間接照明を何年かぶりに交換しました。FL40Wグロー式電球色。とても明るくなりました、自分の職業をわすれて単純にビックリ。いままではリアルクスAAA電球色。だったので当然といえば当然ですが。定期的な交換は必要ですねと......。

LEDの話題の一部に

照明業界の人たちがあつまると「必ず」LEDの話になります。思ったより早く普及しているとか、某社の動きはどうだとか、照明手法も変わるとか....とっても沢山の話題があります。しかし、必ず同時に話題に挙がるのは「白熱灯はいいね〜」。最新の技術と枯れた技術、両極端です。白熱灯の良さが再認識されているのかもしれません。もしくは。LEDの進化の早さに追いつくのに疲れ始めているの 業界の皆さんの、ノスタルジックなため息かも。

欧州で

ミュンヘン、フランクフルト、ミラノと周り、アイスランド火山爆発をぎりぎりうけず帰ってこられました。帰れなかった知り合いが沢山いました、フランクフルトでは、少しですがインゴマウラー氏とお話ができました。やさしそうなおじさんです。写真はインゴマウラー氏が手がけたミュンヘンの地下鉄です。
 

お気に入りの文具

ボールペンを何本か持っています。これはその中の1本です。イタリアのアウロラのイプシロン・サテンのオレンジです。ちょっとクラシカルな形にこのオレンジ色がお気に入りです。ぱっと見、色は派手でも形はおとなしい。モダンなラミーもカッコいいのですが。いつも手元においておきたいのは、ハデでジミなのアウロラのほうです。あまり見かけないのも、レアでいいです。

次回のJIDAあかりサロン

所属するJIDA/日本インダストリアルデザイナー協会の次回セミナーがきまりました。4月にドイツ・フランクフルトで開催されるLight &Buildingのレポートです。コーディネイターとして参加します。詳しくは ライティングデザイン研究会 のサイトを参照ください(現時点では細部の情報はありませんが....)。

作家の他界

2月24日に友人が他界しました。12月に展覧会に出品する為、作品を借りに行った時、病気が発覚との話を聞いて、1月入院、そして先日......。借りた作品は本人に返す事はできませんでした。あっという間のできごとでした。友人といっても、10才以上年上なので先輩とが正しいかもしれませんが...。色々と、表現のことで色々と話をしました。聡明な彼はいつも的確な回答をしてくれました。非常に重要な友人が居なくなってしまいました。

4月に欧州へ

4月は欧州で展示会が開催されます。今年はLight & BuildingとMilano Saloneの開催日が重なっていて、両方に行く予定です。前回まではLED化の動きはまだ少なかったのですが、事前情報などから今回はかなりLEDヘのシフトがすすむのではと見ています。欧州LED元年が2010年になるかもしれません。日程は決まっていませんがJIDAライティングデザイン研究会で報告会を予定しています。興味のあるかたは是非参加してください。詳細は後日.....。

WEBを一新しました。

全く変更していなかったWEBをまったく新しくしました。このページの書き込み、今後は頻繁にします。

あかりメッセージ札幌

JIDAライティングデザイン研究会主催の「あかりメッセージ札幌」を開催しました。会場は札幌芸術の森工芸館です。地元の札幌市立大学、群馬県立女子大、スペースデザインカレッジ、ライティングデザインスクールの学生作品と、作家の作品を展示しました。2月14日に無事終了し、16日搬出作業に札幌までいってきました。地元のひとからすればあたりまえですが、雪が沢山ふってました。

LIGHTNG BOX開催。

デザイナーウイークの期間中にセミナーをコアにした企画、ライティングボックスを開催しました。インゴマウラー社の広報担当クロードマウラー氏を招いて「インゴマウラーを語る」をかわきりに全7回のプログラムです。各セミナーを聞いて照明デザインの奥の深さを再認識しました。主催はJIDAライティングデザイン研究会です。

香港のライティングフェア

香港で開催されたライティングフェアに行ってきました。出展社数1500社以上。会場ところせましとブースがならびます。たくさんありすぎて、掴みどころがありません。LEDなども色々な工夫がされたものがあり、そのパワーには圧倒されます。日本、中国、欧州、米国、地域によって製品化の考えはかなり異なるようです。

行動展にコラボレーションで出品

毎年出展している行動展に、今年はサナダサダヲ氏のコラボレーションで出品しました。サナダ氏の卵の造形と私の光との組み合わせです。公募展としては広い面積を使い、ちょっと不思議な作品になりました。

合理的は敵だ

「早い」とか、「効率的」とか、「合理的」といった文言は、物事を説明する時たくさん使います。とてもプレゼンの時ななど、アイデアを通すために、とってもたくさん使います。日本の産業は「合理的」に生産することで、よい物を安く作り、この60年で発展してきました。「合理的」は、日本人の血に流れているのではないでしょうか。
「合理的」じゃないのは、なかなか認めてもらえません。でも、「合理的」で出てくる回答はその合理性が高度であれば同じような答えになると思います....「合理的」に考えると。日本人は勤勉に「合理的」を追求しすぎて、ほぼ回答が出そろってしまったのではないでしょうか。こんな事書くと、そうじゃないと言われそうですが、最近ものつくりをしている人と話すと、とても感じます。みんな同じことを言うのです。みんな同じことをして、儲からない、売れないとか...。みんな、血に流れいる「合理的」の手法でアプローチしているのでしょう。
「合理的」の周りにある、「合理的」じゃないことにヒントがたくさんあるんだと思います。

あかりサロン

JIDAのライティング研究会で「あかりサロン」を開催しています。内山章一さんのお話をスタートに、1月から2月まで4回開催します。この時点で2回終わり、ちょうど折り返し地点です。約30人定員の小さなイベントです。主催者側なので、本来は多くのかたに聞いていただき、来場の方が見識を深めていただくのが目的ですが、自分自身の勉強が主になっております。ライティングデザインといってもたくさんのアプローチがあるのだなと強〜く感じす。

石が回る

行動展をはじめ、最近の作品は回転するものが多い。同じところを回転し続ける。でも、少しずつ動きが違う。見飽きるようで見飽きない。

和風は過去のものになるのか。

最近読んだ本のなかでとても印象的だったのが、アレックス・カー著の「美しき日本の残像」です。最近和風がブームであったり、オリンピックのせいか日本でもナショナリズム的な思考をする人が増えているとおもいます。四季折々の美しい自然から発想された「和」のデザインは私たちは安らぎを感じます。「和」を肌で感じるDNAが日本人にあるのでしょう。しかし、この本を読んでそのDNAの元にある原風景がほとんど無くなっている。それも私たち日本人が平気で無くしている。このことはかなりショックでした。明治維新後の排仏毀釈と同じ事が起きているのかもしれません。このままでは和は過去のものになり、今外国人が好む和と同じテイストで、日本人が「和」感じる時期もそう遠くないのではと思いました。美を楽しむ文化を育てて来なかった教育のツケが来ているんだと思います。

時代が大きく変わる

LEDを使った照明器具が各社から出されています。小型のダウンライトはほぼ全ての会社から出揃った感じです。まだ割高ですが、金額もこれからこなれて行き、もっと実用的になるのでしょうね。
少し前に、エジソンが発明したレコードがCDに変わったて殆ど無くなってしまったように、同じくエジソンが発明した白熱灯も使われなくなってしまうかもしれません。照明業界でも時代が大きくかわりつつあるのでしょう。ライティングデザインもそれに追う(先んじる?)ように変化していかなくてはなりません。

無くなるのはE-26

「白熱灯が無くなる。」というのはどうも間違いのようです。正確には
「E-26ベースの白熱灯がなくなる。」が正しい。E-26以外の白熱光源、例えばハロゲンランプなどは対象外です。先日電球大手のM社(近くP社に社名変更する)の展示会で、ハロゲンの新製品を宣伝していたので、聞いてみましたら、そのようなの説明をうけました。
今盛んに宣伝しているE-26ベースの電球型蛍光灯が、中止となる白熱灯の跡地に入るようになるようです。電球型蛍光灯は定価も安くなり、一般的になりましたね。寿命もどんどん伸びています。消費電力を問わなければ小売り価格が¥1,000以下まで下がっています。この勢いでいけば、何でも無い場所の光源は電球型蛍光灯にほぼ変わってしまうでしょう。

エコ換えって?

最近気になるトヨタのCM、エコ換え。「まだつかえるけど.....替えたよ。」と言って、電球と車を買い替えるもの。これってほんとに地球にやさしいのでしょうか。物をつくるには、膨大なエネルギーが必要です。もちろん物の廃棄にもエネルギーはかかります。「燃費は悪いけど、しっかり動くので大事に使ってるよ。次は燃費の良いのに替えるね。」なら解るんですが..........。しっかり計算すれば、廃棄や生産エネルギーなどを引いても地球にやさしいのかもしれませんが、どうみてもそこまでいかないでしょう。どうみても、落ちこんでいる国内販売をどうにかしたい、それにも一緒にされている気がします。考えすぎでしょうか。

Light & Building

ヨーロッパ最大の照明展示会

4月上旬にフランクフルトで開催されたライト&ビルトに行ってきました。この展示会は隔年開催で、前回2006年に行われました。
開催されない年は、ミラノサローネでユーロルーチェが同じ時期に行なわれます。
出展企業は約3,000社、ヨーロッパを中心に世界中から照明器具メーカーがあつまります。中国では5,000社の出展規模の照明展示会もあつそうですが、西側諸国(ちょと古いか?)は最大の照明展示会です。

雪のフランクフルト

初日の6日に入り、会場は2日目の7日から入りました。初日の朝外を見ると白い....。すこしでしたが、しっかり積もっていました。フランクフルトは結構緯度が高いので、こんな時期にも雪がふるようです。

写真撮影厳禁

今年はとても写真撮影へのチェックが厳しく、隠し撮りなどは全くできません(してはいけませんね)。身近なひとで3人も警備員につかまっています。ですので、会場内の写真はありません。
LEDが増える。一方で白熱灯もしっかり。
前回と比べて、これからの光源であるLEDを使った器具が多く展示されていました。アウトドア製品をはじめ、スタンド、スポットライトなど多岐にわたります。今後はもっと増えるのではないでしょうか。でも、白熱灯も頑張っていあます。というか、90パーセントは白熱灯の製品です。とあるメーカーに聞いたところLEDはまだ実用光源とは考ていないとのことでした。白熱灯はまだ根強い光源と認識されているようです。でも、いつかはヨーロッパでも白熱灯禁止のになってしまうのでしょうか。

日本でもおなじみのメーカーは

ERCOは、ユーロルーチェには出展しておらず、毎回フランクフルト新製品を発表しています。今回の目玉は従来と同じ口径でより広がりやすい配光を得ることができる反射鏡の技術。そして、深沢直人氏デザインの新型スポット。ブース構成は前回とほぼ同様なところが、ドイツ人らしい?
他FLOS、Artemideなどもたくさんの製品と、たくさんの人がいました。これらの会社の情報は輸入している日本の会社がより詳しく説明されるとおもいますので割愛します。

結婚式パーティ

今年のライト&ビルトの最大のニュースは、北欧のLouisPoulsen社と、イタリアのTargetti社の合併でしょう。それぞれのブランドは残るようですが、社名はTargettiPoulsenとなりました。会期中の8日の夕方、隣り合わせのブースでウエディングと題して合併記念のパーティが行われました。身動きできないほど、とってもたくさんの人がきました。ちなみに、新郎はTargettiで、新婦はLouisPoulsenの設定です。

その他に気になるメーカーを

イタリアのViabizzuno社は、製品そのものより企業イメージがとても素晴らしい。1Fはセミナーが行われており、2Fに展示してありました。でも、「新製品こんなのです!」なんて展示は無く、全くあっさりした展示です。でも、浸みでるようなカッコ良さはとてもGOODでした。銀座にオープンした某イタリアブランドの旗艦店舗でも使われており、なんか日本でも気に入られそうな感じです。
ほかにも、オランダのQUASAR社、スイスのREGENT社、ドイツのSILL社、Nimbus社などまだ日本にでは無名の会社で良い製品をつくっている会社がたくさんありました。どこか輸入してほしい...。
日本市場との
ドイツやイタリアの照明展示会を視察する度に思うのは、欧州の照明会社の数の多さです。様式や明るさ感などは国によってまちまちであり、海外の製品がそのまま日本に受け入れられるかはわかりませんが、ERCO、FLOS、Artemide など有名メーカー以外、もっと多くの会社が日本に入ってこれるのではと感じるのですが.....。

併催イベント「ルミナーレ」

会場外でたくさんのあかりのイベントが開催されれていました。このイベントはたくさんありすぎるのと、あまり面白くないものも多くあり、しぼり切れないのが難点です。フランクフルトのもっとも大きな教会内部や、町の広場で催されていました。次回は前もってしっかり調べて、面白いものだけ見に行きければと思います。

日本でも、白熱灯が使えなくなる。

120年ちょっと前、トーマスエジソンが発明した「白熱灯」。これが地球温暖化対策の名の元、使えない光源になろうとしています。
代替え光源は、蛍光灯が有力らしい。特に最近注目されているは電球型蛍光灯。しかし、それにも他の蛍光灯と同じく、水銀が含まれており、何時かはこの事に対して同じような事が言われるような気がします。
地球温暖化への取り組みは重要なことかもしれませんが、なんか問題の先送りのような気がします。
でも、もっと大きな問題はゼロ調光ができて、2500K以下の優しい光色のだせる光源が無くなってしまうのが、もっと問題なのでは。
無くなってから、大事な友達を無くしたと気付くようなきがして....。

Last Update

2017-08-27