肩書きをかえてみました
「照らし心地」の良い照明器具とは
日本の照明業界・香港のフェアを見て
計画停電の街
ユーロルーチェ2011
24型ディスプレイ
Lighting Fair 香港
香港行き
第65回行動展
リビナ閉館
事務所の間接照明を
LEDの話題の一部に
欧州で
お気に入りの文具
次回のJIDAあかりサロン
作家の他界
4月に欧州へ
WEBを一新しました。
あかりメッセージ札幌
LIGHTNG BOX開催。
香港のライティングフェア
行動展にコラボレーションで出品
合理的は敵だ
「合理的」じゃないのは、なかなか認めてもらえません。でも、「合理的」で出てくる回答はその合理性が高度であれば同じような答えになると思います....「合理的」に考えると。日本人は勤勉に「合理的」を追求しすぎて、ほぼ回答が出そろってしまったのではないでしょうか。こんな事書くと、そうじゃないと言われそうですが、最近ものつくりをしている人と話すと、とても感じます。みんな同じことを言うのです。みんな同じことをして、儲からない、売れないとか...。みんな、血に流れいる「合理的」の手法でアプローチしているのでしょう。
「合理的」の周りにある、「合理的」じゃないことにヒントがたくさんあるんだと思います。
あかりサロン
石が回る
和風は過去のものになるのか。
時代が大きく変わる
少し前に、エジソンが発明したレコードがCDに変わったて殆ど無くなってしまったように、同じくエジソンが発明した白熱灯も使われなくなってしまうかもしれません。照明業界でも時代が大きくかわりつつあるのでしょう。ライティングデザインもそれに追う(先んじる?)ように変化していかなくてはなりません。
無くなるのはE-26
「E-26ベースの白熱灯がなくなる。」が正しい。E-26以外の白熱光源、例えばハロゲンランプなどは対象外です。先日電球大手のM社(近くP社に社名変更する)の展示会で、ハロゲンの新製品を宣伝していたので、聞いてみましたら、そのようなの説明をうけました。
今盛んに宣伝しているE-26ベースの電球型蛍光灯が、中止となる白熱灯の跡地に入るようになるようです。電球型蛍光灯は定価も安くなり、一般的になりましたね。寿命もどんどん伸びています。消費電力を問わなければ小売り価格が¥1,000以下まで下がっています。この勢いでいけば、何でも無い場所の光源は電球型蛍光灯にほぼ変わってしまうでしょう。
エコ換えって?
Light & Building
ヨーロッパ最大の照明展示会
開催されない年は、ミラノサローネでユーロルーチェが同じ時期に行なわれます。
出展企業は約3,000社、ヨーロッパを中心に世界中から照明器具メーカーがあつまります。中国では5,000社の出展規模の照明展示会もあつそうですが、西側諸国(ちょと古いか?)は最大の照明展示会です。
雪のフランクフルト
初日の6日に入り、会場は2日目の7日から入りました。初日の朝外を見ると白い....。すこしでしたが、しっかり積もっていました。フランクフルトは結構緯度が高いので、こんな時期にも雪がふるようです。
写真撮影厳禁
今年はとても写真撮影へのチェックが厳しく、隠し撮りなどは全くできません(してはいけませんね)。身近なひとで3人も警備員につかまっています。ですので、会場内の写真はありません。
LEDが増える。一方で白熱灯もしっかり。
前回と比べて、これからの光源であるLEDを使った器具が多く展示されていました。アウトドア製品をはじめ、スタンド、スポットライトなど多岐にわたります。今後はもっと増えるのではないでしょうか。でも、白熱灯も頑張っていあます。というか、90パーセントは白熱灯の製品です。とあるメーカーに聞いたところLEDはまだ実用光源とは考ていないとのことでした。白熱灯はまだ根強い光源と認識されているようです。でも、いつかはヨーロッパでも白熱灯禁止のになってしまうのでしょうか。
日本でもおなじみのメーカーは
ERCOは、ユーロルーチェには出展しておらず、毎回フランクフルト新製品を発表しています。今回の目玉は従来と同じ口径でより広がりやすい配光を得ることができる反射鏡の技術。そして、深沢直人氏デザインの新型スポット。ブース構成は前回とほぼ同様なところが、ドイツ人らしい?
他FLOS、Artemideなどもたくさんの製品と、たくさんの人がいました。これらの会社の情報は輸入している日本の会社がより詳しく説明されるとおもいますので割愛します。
結婚式パーティ
今年のライト&ビルトの最大のニュースは、北欧のLouisPoulsen社と、イタリアのTargetti社の合併でしょう。それぞれのブランドは残るようですが、社名はTargettiPoulsenとなりました。会期中の8日の夕方、隣り合わせのブースでウエディングと題して合併記念のパーティが行われました。身動きできないほど、とってもたくさんの人がきました。ちなみに、新郎はTargettiで、新婦はLouisPoulsenの設定です。
その他に気になるメーカーを
イタリアのViabizzuno社は、製品そのものより企業イメージがとても素晴らしい。1Fはセミナーが行われており、2Fに展示してありました。でも、「新製品こんなのです!」なんて展示は無く、全くあっさりした展示です。でも、浸みでるようなカッコ良さはとてもGOODでした。銀座にオープンした某イタリアブランドの旗艦店舗でも使われており、なんか日本でも気に入られそうな感じです。
ほかにも、オランダのQUASAR社、スイスのREGENT社、ドイツのSILL社、Nimbus社などまだ日本にでは無名の会社で良い製品をつくっている会社がたくさんありました。どこか輸入してほしい...。
日本市場との
ドイツやイタリアの照明展示会を視察する度に思うのは、欧州の照明会社の数の多さです。様式や明るさ感などは国によってまちまちであり、海外の製品がそのまま日本に受け入れられるかはわかりませんが、ERCO、FLOS、Artemide など有名メーカー以外、もっと多くの会社が日本に入ってこれるのではと感じるのですが.....。
併催イベント「ルミナーレ」
会場外でたくさんのあかりのイベントが開催されれていました。このイベントはたくさんありすぎるのと、あまり面白くないものも多くあり、しぼり切れないのが難点です。フランクフルトのもっとも大きな教会内部や、町の広場で催されていました。次回は前もってしっかり調べて、面白いものだけ見に行きければと思います。
日本でも、白熱灯が使えなくなる。
代替え光源は、蛍光灯が有力らしい。特に最近注目されているは電球型蛍光灯。しかし、それにも他の蛍光灯と同じく、水銀が含まれており、何時かはこの事に対して同じような事が言われるような気がします。
地球温暖化への取り組みは重要なことかもしれませんが、なんか問題の先送りのような気がします。
でも、もっと大きな問題はゼロ調光ができて、2500K以下の優しい光色のだせる光源が無くなってしまうのが、もっと問題なのでは。
無くなってから、大事な友達を無くしたと気付くようなきがして....。